『自分のお墓について今の時代はこんなにたくさんの選択肢があるということを初めて知りました。自分自身と子供たちにとっていちばんよい選択ができたと思い感謝しています』(Cさんのお母様のコメント)
所沢にご家族4人でお住いのCさん。ご自分のご両親は隣町に夫婦お二人で住まわれていたのですが、このところお父様の健康状態が芳しくないため、看病疲れが溜まっているお母さまの依頼でお二人の終活相談にお越しになられました。Cさんはご両親の長女で、妹さんが一人いますが遠方に住まわれています。
お母さまのご意向としては、ご自分はあまり相性のよくなかった義祖母の墓には入りたくない。つまり、お父様は長男ですのでご実家のお墓に当然入るものと考えているが自分は別のお墓に入りたい、ただ、ご主人の気持ちも尊重したいとうい難しいご相談。
また、ご両親お二人の希望として、相続についてはご自宅などの資産をCさんと妹さんだけでなく、可愛がっているCさんの子供にも分け与えたいというものでした。

弊社にご相談に来られたきっかけは、インターネットで見つけた終活サポート会社の比較サイトの記事で弊社のことが取り上げられていたのでとのことでした。
お母さまのお墓については、ご自分が継承者であるご自分のご両親のお墓に入る、ご主人の実家のお墓とご両親のお墓に分骨する、ご両親のお墓を両家墓に改葬し、お二人ともご主人の実家のお墓と分骨するなどいくつも選択肢を、ご両親のお墓の規約をよく調べたうえで何が可能で、何がお二人にとってベストなのかという視点と、残される人たちにとっての負担が大きくなりすぎないという二つの視点で検討しました。
結果として、二つの離れたお墓をこの先も残される人たちで面倒を見ていくのは難しいという点をお母さまにご理解いただき、少しだけご実家のお墓に分骨をしてご主人の気持ちを叶えたうえで、今の時代にふさわしい手元供養という方法を選ばれました。CさんとCさんの妹さんはこの方法に決まってたいへん喜ばれています。
相続については、まだしばらく先の話ではあるものの、お孫さんへの相続方法と、なにを分け与えるのが相応しいのかという点、そして、方法ごとに変わる相続税が課題でしたが、妹さんの理解が得られることが前提条件ですので、妹さんも同席して遺言状を作成し、相続税対策として保険も見直すことになりました。
『担当者の方は、終活に関する経験と知識が豊富で私が知らないこともたくさんあったのですが、ひとつひとつ丁寧に教えていただき、自分自身と両親にとってもっともいい選択ができたと思います』(Cさん)
担当者のコメント: 今回のご相談は少し難易度が高かったのですが、こちら側で方法を絞らずにすべての選択肢のいい点と悪い点を正直にお伝えして、結果的にベストな選択をしていただけたと思っています。CさんとCさんのお母様にとって、お墓も相続もまだ先の話ですが、いざとなってから検討を始めるのと元気な間にきちんとさせておくのとでは、できることの幅が大きく異なるので終活を始められる方には参考になるお客様事例だと思います。
Cさんにご利用いただいた弊社のサービス
・お墓の将来プラン
・相続税理士と司法書士(相続税対策と遺言状の作成)
・保険の見直し