『終活は、やってみると骨の折れることが山ほど。経験豊富な方々から痒い所に手が届くようなサポートをいただき、たいへん助かりました』
杉並の戸建てにご主人と夫婦水入いらずでお住まいのAさん。お二人のお嬢様は、長女はアメリカ、次女は関西でそれぞれ結婚した家族と暮らしています。弊社にご相談に来られたきっかけは、ご主人の物忘れが激しくなってきたことで、今は空き家になっているご主人の新潟の実家のことやお墓のことなどの先行きが不安になったためです。

ご長男だったご主人のご兄弟はすでに亡くなられてしばらくたっているので、ご兄弟のお子様たちとのお付き合いはない同然となっています。
自分自身は、今は健康で暮らせているものの、今後始まると思われるご主人の介護のことや、ご自分の先行きのことを考えると、元気なうちに面倒なことは片づけてしまおうと決めて弊社に相談にお見えになりました。ご相談にこられたきっかけは参加されているコーラスグループのご友人からの紹介でした。
新潟のご実家の処分は、現況のままで売却、リフォームして売却もしくは賃貸、更地にして売却や駐車場とする、現況のままで自治体に寄付など様々な方法があり、弊社の不動産専門家が協力して現況や権利関係を詳しく調べたうえで、それぞれの長所と短所を丁寧に検討した結果、更地にして売却という選択になりました。
たくさんの思い出が詰まったご実家を処分されることはご主人にとってはつらい選択だったとは思いますが、そのお気持ちを尊重しつつ丁寧に分かりやすくご説明差し上げ最終的にご納得いただけました。
ご主人のご実家は代々続く名家のため、お墓の終活の方はさらにハードルが高く困難を極めましたが、最終的にご両親と祖父母のご遺骨は都内に改葬、ご先祖様のご遺骨は永代供養としてお墓じまいをすることになりました。改葬に当たっては、宗派のことや格式、そしてお子様たちにとっての利便性などとのバランスを考えいくつかの候補に絞り、最終的には桜の名所でもある霊園をお選びになりました。
『ひとつのところでいろいろな相談に親身にのっていただけるというのは本当にありがたかったです。この先、主人の介護や私たちの相続のことも相談できるのでこちらにお願いしてほんとうによかったです』(Aさん)
担当者のコメント: Aさんからご主人の性格や拘りについて事前に詳しくお聞きすることができたので、こちらからのご提案やアドバイスを差し上げる際には、常にその点に配慮しながら丁寧に対応させていただきました。すべてが無事整った後にお会いした際に、Aさんがすっかり安心されていて健やかな笑顔をみせていただいたことがすごく印象に残っています。
Aさんにご利用いただいた弊社のサービス
・お墓探しと改葬
・不動産サポート(ご実家の処分)
・司法書士と相続税理士(予定)
・介護サポート(予定)